2013年7月~8月
美濃・みの木育寺子屋~入門編~「スギの箱いすをつくろう!」
美濃市内の小学生7名
今年で2年目の<夏の「みの木育寺子屋」>。7月~8月の間、週1回約2時間、合計7回に分けて「スギの箱いすづくり」に挑戦しました。今回は「木工道具を使いこなそう!」というテーマと、6つの”めあて”を意識しながらの制作となりました。
”めあて”
○木を好きになろう!
○つくることを楽しもう!
○道具を使いこなそう!
○モノを大切にしよう!
○友達と協力しよう!
○美濃を好きになろう!
”実施概要”
①オリエンテーション・側板組立 ②天板組立 ③仕上げ
④着色 ⑤塗装 ⑥演習林と製材見学 ⑦作品展示会・発表会
子どもたちそれぞれのペースを大切にしながらの指導。毎回、次回までに取り組む「宿題」を提示して、体験を「日常生活につなげる」ような内容としました。
子どもたちは、回を重ねるごとに、学区や年齢を超えた関わりを深め、また、人とのつながりや助け合うことの大切さも学んだようです。子どもたちの作品には「自分で作り上げた」という達成感が、たくさん詰まっていました。
2013年7月22日(月)
大垣・興文幼稚園「ことばの教室」木育教室【森の積木づくり】
幼稚園児~小学生31名+保護者約20名
「樹から木へ」。
山から切り出した丸太が、どうやって「森の積木」の材料になるのでしょうか? 親子でお話を聞きながら、丸太を持ち上げたり、材料をじっくり観察したりすることで、つくるものに「愛着」が湧いてきます。
親子で協力して取り組んだ「木を削る体験」では、徐々に変わっていく積木の手触りを親子で聞きあったり確認したりする「コミュニケーション」が生まれました。
完成後は、先生方のアイディアで作られた「山(紙でできています)」に、出来上がった積木をみんなで置いていき、「積木の森」をつくりました。
今回のプログラムを通して、保護者の皆さんが印象に残ったこととして、「子どもが真剣に取り組む姿勢」や「削ると匂いが強くなる」「すべすべになっていく様子が面白い」という点が上げられました。木育の目的には、木を感じること、木でつくることだけではなく、「親と子が向き合う場づくり」という目的もあるのです。
夏の芸術教育学校「木育インストラクター養成講座」
【木育概論&森のかけらのお守りづくり】
2013年7月30日(火)大阪:24名
2013年8月 6日(火)東京:43名
森林大国の日本。昔からなじみの深い「木」を再認識することで、生活と子どもたちをどうつなげるのかをお話しました。講座では先ず、「木育概論」を通して、「木育」を理解し「暮らし」を見つめなおします。
次は、「森のかけらのお守りづくり」です。自身の手を動かして、木の手触りの変化を感じながら、自分流に「お守り」を仕上げていきます。
講座の後半は、グループワークとして「木育プログラムづくり」。実際の教育現場を想定した「仮想木育プログラム企画書」を作成し発表していただきました。このグループワークを通して共有した、様々な考え方やアイディアを、今後は、それぞれの「教育現場」に応用していただければと思います。
2013年8月9日(金)
岐阜・加納西保育園【水の積木づくり】【水の積木のお手入れ】
<水の積木づくり>年少20名
<水の積木のお手入れ>年中19名 年長22名
年間を通した「木育カリキュラム」に取り組むK保育園。少しずつですが、園の先生自らが「木育指導者」として、歩み始めています。
先ずは、「水の積木」に取り組むきっかけとして絵本「木はいいなあ」を読み聞かせ。この絵本が、子どもたちが森を知るきっかけに、木を好きになるきっかけになると、うれしいですね。
次に、水に浮かべた舟形の積木の上に、円柱や板、四角などの木をどうやって上手に乗せていくのかを、みんなで考える時間。子どもたちから、「こうしたらいい」「ああしたらいい」など、たくさんの意見が出てきました。
そして、年中・年長さんは1年ぶりに使う「水の積木のお手入れ」、年少さんは「水の積木づくり」に取り組みました。クリ、ホオノキ、ナラ、スギ、ヒノキ…。紙やすりでガリガリ削って、いろんな木を体で感じながら、ようやく完成!
実際にプールに浮かべて、バランスをとりながら、「水の積木」を楽しみました! プールの中では水が動いているので、積木のバランスをとることは、なかなか難しかったようです。乗せるときの表情は、真剣そのものでした。(*^_^*)
美濃・みの赤ちゃん木育広場【木育講演会】
2013年8月21日(水) 美濃・下牧保育園
2013年9月17日(火) 美濃・牧谷保育園
2013年11月20日(水) 美濃・清泰保育園
森と水に恵まれた美濃市が取組む「木育ひろば」事業。その一環として、市内の保育園で「木育講演会」を行いました。
子どもの健やかな成長には、「五感で感じること」「工夫した遊び」がとても大切です。また、「外遊び」と「室内遊び」のバランスも大切です。
天気の良い日は、野外で体いっぱい、自然や生きている樹を感じましょう。
雨降りの日は、雨を楽しみつつ、屋内で木のおもちゃをつかって、色々な遊びをしてみましょう。
子育てをしていく上で、「木育」を上手に取り入れてみませんか?
大人自身が暮らしの中の「樹・木」を見つめ直し、子どもたちにもそのきっかけを与えてあげることで、「木」や「自然」をより好きになってくれるだけではなく、「いただきます」や「ありがとう」の気持ちがわかる子どもに育ってくれるのではないでしょうか。
今回のお話が、そんな「きっかけの場」になってくれればうれしいです。
2013年8月25日(日)~8月27日(火) 2泊3日
美山・【こども木育きゃんぷ】
主催 :といろ
後援 :岐阜市、岐阜県教育委員会、岐阜県立森林文化アカデミー、
山県市、山県市教育委員会
キャンプリーダー
:福島計一(共育工房IPPO)
千葉篤志(マザーネイチャー)
庄司正昭(パーマカルチャー中部)
前西千寿香(グリーンウッドワーク協会)
参加者 :小学3年生~6年生 10名
実施場所:山県市
宿泊 :北山交流センター
こども木育きゃんぷの目的
:日常の「あたりまえ(ヒト・モノ・コト)」を見つめなおす
こども木育きゃんぷの流れ
25日:1日目テーマ「モノづくりをたのしもう!」
アイスブレイク、木の伐採、箱メガネ・箸づくり、
製材所見学、ムササビ探し、タルチョづくり
26日:2日目テーマ「自然あそびをたのしもう!」
早朝観察、川遊び、ちゃ茶クラブさんと夕食づくり
ムササビさがし、キャンプファイア、タルチョづくり
27日:3日目テーマ「友だちとの”つながり”をふかめよう!」
ゴミ拾い、掃除、、自由時間(ドッジボール・ハンカチ落とし)、
箸の手入れ、森のかけらのお守りづくり、タルチョづくり、
発表会、まとめ
2013年9月22日(日) 9:30~15:45
広島県府中市:府中商工会議所
林野庁補助事業【木育インストラクター養成講座】
主催・認定:NPO法人日本グッド・トイ委員会
共催:NPO法人府中ノアンテナ
参加者数:39名
府中の子どもたちのために、府中でご活躍されている方に参加していただきました。
「木育概論」を通して、「木育」を理解し「暮らし」を見つめなおす話から始まりました。
次に、自分流の「お守り」を作りました。「森のかけら」を磨き上げて、木の手触りの変化を感じながら完成させます。
講座の後半は、「木育プログラム」づくりをグループワークで体験しました。自分たちの所属している現場を想定しての、プログラムづくりは、その現場ならではのことを考慮し、思いを込めて、企画されていました。今回、グループワークでの共有やアイデアなどの体験が、今後それぞれの現場で形になることを願っています。
子どもたちが木のぬくもりや暖かさを感じながら、感性豊かな心を育むことができるますように。
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